少年野球で、打者に合わせて内野手を大きく一方向へ寄せる守備シフト。2026年はどこまで自由なのでしょうか。
2026年度の公認野球規則では、投手が投球のためにボールを手から離した瞬間、4人の内野手のうち2人ずつが二塁ベースの両側に分かれ、それぞれ両足を自分の側に置いている必要があります。
| 2026守備シフト | 基本 |
|---|---|
| 二塁より一塁側 | 内野手2人 |
| 二塁より三塁側 | 内野手2人 |
| 投球時に二塁を越えて3人配置 | 規則違反 |
| 違反内野手が最初にボールへ触れた | 打者一塁+走者1個進塁が基本 |
| 違反内野手以外が最初に触れた | 投球にボール、ボールデッドが基本 |
2026年に守備シフトのペナルティが整理された
日本野球規則委員会の2026年度改正では、公認野球規則5.02(c)が改められました。
投球時、4人の内野手は二塁を境に2人ずつ分かれていなければなりません。
「2人ずつ」はボールが投手の手を離れた瞬間で見る
判定の基準は、投手が打者へ投げるためにボールを手から離した瞬間です。
それ以前に内野手が動いていても、投球時の位置が規則内なら問題ありません。
一塁側に3人、三塁側に1人はできない
打者の傾向に合わせて内野手を寄せること自体はできますが、投球時に二塁ベースを境に3人対1人となる配置は認められません。
極端な守備シフトを制限するルールです。
違反内野手が最初にボールへ触れたら?
2026改正では、規則違反の位置にいた内野手が投球後最初にボールへ触れた場合、打者にはアウトにされるおそれなく一塁が与えられ、走者にも原則1個の塁が与えられるとされています。
ただし、打者が安打・失策などで一塁へ達し、全走者も少なくとも1個進んだ場合は、プレーをそのまま生かすことがあります。
別の野手が最初に触れたら?
違反内野手が投球後最初にボールへ触れなかった場合、投手の投球にはボールが宣告され、ボールデッドとなるのが基本です。
2026年改正では、このペナルティがより具体的に整理されています。
守備位置は完全固定ではない
「遊撃手は必ずここ」「二塁手は必ずここ」と細かい位置まで固定されるわけではありません。
二塁の左右に2人ずつという条件の中で、打球傾向に合わせた位置調整はできます。
少年野球では大会要項も確認
全日本軟式野球連盟は2026年の野球規則改正を連盟適用ルールとして案内しています。
ただし、学童・少年大会では大会特別規則やローカルルールが追加される場合があるため、実際の大会要項も確認してください。
フェア・ファウルの判定とは別のルール
内野手が大きく寄っていても、打球のフェア・ファウルは通常どおりボールの位置で判定されます。
少年野球のフェア・ファウルはどこで決まる?ライン上・ベースに当たった打球を2026ルールで整理も参考にしてください。
観戦するときは3点を見る
- 投球時、二塁の左右に何人いたか
- 違反していた内野手が最初に打球へ触れたか
- その後の打者・走者がどこまで進んだか
まとめ|2026年は「二塁の左右に2人ずつ」が基準
- 投球時、4人の内野手は二塁の左右に2人ずつ配置
- 両足を位置した側へ置く
- 一方へ3人寄せる極端なシフトは不可
- 違反内野手が最初に触れた場合は打者・走者への進塁処置
- 別の野手が最初に触れた場合はボール+ボールデッドが基本
- 少年野球では大会要項も確認する

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