少年野球で打ったボールが足元へ戻り、同じバットにもう一度当たった。これはファウル?それとも打者アウトでしょうか。
基本は、フェアの打球にフェア地域でバットが再び当たると打者アウト、ボールデッドです。ただし、打者がまだバッタースボックス内にいて故意ではない接触ならファウルになるなど、場所と状況で扱いが変わります。
| 二度目の接触 | 基本の扱い |
|---|---|
| フェア地域で所持するバットに再び当たる | 打者アウト・ボールデッド |
| バッタースボックス内で故意でない接触 | ファウルボール |
| フェア打球が落としたバットへ自ら転がって当たる | 故意に置いていなければインプレー |
| 打球を妨害するため意図的にバットを置く | 打者アウトになり得る |
フェア地域で二度当たりなら打者アウトが基本
公認野球規則5.09(a)(8)では、打者が打つかバントしたフェアの打球に、フェア地域内でバットが再び当たった場合、打者アウトとなります。
このときボールデッドとなり、走者の進塁も認められません。
バッタースボックス内ならファウルになることがある
打者がまだバッタースボックス内にいて、打球の進路を妨害する意図がないと審判が判断した場合、打球が打者の身体や所持するバットへ再び触れてもファウルボールとして扱われるケースがあります。
そのため「バットへ2回当たった=必ずアウト」ではありません。
落としたバットへボールのほうから当たったら?
打者が走り出す際に置いた・落としたバットへフェア打球が転がってきて当たった場合、打者が打球を妨げるため意図的にそこへ置いたのでなければ、原則としてボールインプレーです。
「バットがボールへ当たった」のか、「ボールが置かれたバットへ当たった」のかも判断材料になります。
意図的にバットで止めたら守備を妨げる
打球を止めたり進路を変えたりする目的で、打者が意図的にバットを置いた・投げたと審判が判断すれば、打者アウトなどの妨害処置が適用されます。
折れたバットの破片に当たるケースは別
バットが折れ、その破片へ打球が当たっただけの場合は、原則としてプレーを続ける扱いがあります。
故意に打球を妨げたケースとは分けて考えます。
2026年の危険スイング規定とも区別する
2026年には、バットをスイング途中で投げ出す・すっぽ抜ける「危険スイング」への罰則も明確化されています。
二度打ちの判定と、バットが他者へ飛ぶ安全上の罰則は別に判断されることがあります。
少年野球でバットがすっぽ抜けたら退場?2026新ルール「危険スイング」を整理も参考にしてください。
ファウルの基本ともつながる
接触位置がフェア地域かファウル地域か、打者がバッタースボックス内かによって判定が変わるため、ファウルの基本も重要です。
少年野球のファウルは何回まで?2ストライク後・バント・ファウルチップを2026ルールで整理も合わせて確認してください。
観戦するときは4点を見る
- 最初の打球はフェアだったか
- 二度目に当たった場所はフェア地域か
- 打者はまだバッタースボックス内だったか
- 打者に打球を妨げる意図があったか
まとめ|二度当たりは「場所」と「誰が動いたか」で見る
- フェア打球にフェア地域でバットが再び当たれば打者アウトが基本
- その場合はボールデッドで走者は進めない
- バッタースボックス内の故意でない接触はファウルになる場合がある
- 落としたバットへ打球が自然に当たるだけならインプレーになり得る
- 意図的な妨害や危険スイングは別の処置もある

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