小学生女子の学童軟式野球には、全国大会があります。その代表的な大会が文部科学大臣杯 NPBガールズトーナメント 全日本女子学童軟式野球大会です。
全日本軟式野球連盟(JSBB)と日本野球機構(NPB)が共同主催し、各都道府県の予選を勝ち上がった女子チーム、または都道府県支部で編成された選抜チームが全国の舞台を目指します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 文部科学大臣杯 NPBガールズトーナメント 全日本女子学童軟式野球大会 |
| 対象 | 小学生女子 |
| 競技 | 軟式野球 |
| 主催 | 全日本軟式野球連盟・日本野球機構など |
| 出場方法 | 都道府県予選優勝チーム、または都道府県支部で編成した選抜チーム |
| 2026年 | 8月21日〜27日・滋賀県 |
結論|NPBガールズは小学生女子の学童軟式全国大会
NPBガールズトーナメントは、軟式野球をする小学生女子の全国大会です。
JSBB公式では、出場クラスを「小学生(女子)」とし、出場資格を「各都道府県の予選に優勝したチーム。または、各都道府県支部で編成した選抜チーム」としています。
つまり、全国大会に出る方法は1つではありません。地域によって、普段活動している女子チームが予選を勝ち上がる形もあれば、県内の女子選手を集めた選抜チームで出場する形もあります。
NPBが主催する「女子版のNPBジュニア」ではない
大会名に「NPB」と入っているため、NPBジュニアトーナメントと似た仕組みに見えますが、出場方法は異なります。
| 大会 | 対象・出場イメージ |
|---|---|
| NPBガールズトーナメント | 小学生女子。都道府県予選の優勝チーム、または都道府県支部が編成する選抜チーム |
| NPBジュニアトーナメント | 小学5・6年生を中心に、NPB球団等のジュニアチームへ選考された選手 |
NPBガールズは「プロ野球12球団の女子ジュニアチームが戦う大会」ではありません。都道府県単位の女子学童野球を全国につなぐ大会として理解すると分かりやすいです。
女子選手は普段のチームとは別の選抜チームで出ることもある
小学生女子の中には、普段は男子選手と一緒に地域の学童軟式チームでプレーしている選手もいます。
NPBガールズでは、都道府県支部で編成した選抜チームにも出場資格があります。そのため、普段の所属チームとは別に、県内の女子選手が集まって全国大会を目指すケースがあります。
2026年の参加チーム一覧にも、「山形スーパーガールズ山形県選抜」「山梨選抜」「長野選抜」「福井選抜」「滋賀選抜」「岐阜選抜ドリームス」など、選抜型であることが分かるチーム名が確認できます。
一方で、すべての都道府県が同じ選考方式とは限りません。所属地域での選考方法、募集時期、トライアウトの有無などは、都道府県軟式野球連盟やチームの当年案内を確認してください。
大会は2013年に始まった
JSBBの大会一覧によると、第1回大会は2013年に東京都で開催され、30チームが参加しました。
大会は第1回からNPBとの共同主催で行われ、全国的な女子チームの振興を図ることを目的としています。2020年大会は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となりましたが、その後も継続されています。
2013年の30チームから、2024年・2025年は46チームまで増えました。女子学童野球の全国大会として、各地域の代表・選抜チームが集まる大会になっています。
2026年大会は滋賀県で8月21日〜27日に開催
2026年大会は、8月21日から27日まで滋賀県で開催されました。予備日は8月28日です。
大会概要では参加チーム数を「49チーム(予定)」としていました。一方、開催後に公開されているJSBBの参加チーム一覧を数えると48チームが掲載されています。
年次情報では、募集・大会概要段階の予定数と、実際に公表された参加チーム数が異なることがあります。そのため、本記事では「2026年は49チームで確定」とはせず、予定数と公開チーム一覧を分けて扱います。
2026年の三重代表は三重高虎ガールズ小学部
2026年のJSBB参加チーム一覧では、三重県代表として三重高虎ガールズ小学部が掲載されています。
地域の女子選手や保護者にとっては、全国大会そのものだけでなく、「県代表チームがどう編成され、いつ選手募集や選考が行われるか」が重要です。全国大会の公式ページでは各県の細かな選考方法までは分からないため、三重県を含め、各都道府県の連盟・代表チームの案内を確認する必要があります。
2026年はオール大分ガールズが初優勝
2026年大会の決勝は、オール大分ガールズと沖縄ガールズが対戦しました。
オール大分ガールズが5対1で勝利し、初優勝。NPB公式も2026年9月1日号のメールマガジンで、オール大分ガールズの初優勝を伝えています。
ただし、本記事の中心は大会の仕組みです。2026年の日程・出場チーム・組合せ・結果を詳しく確認する年次記事は別記事として整理します。
高円宮賜杯との違いは「女子限定」と出場チームの作り方
同じ学童軟式の全国大会でも、高円宮賜杯とは対象と出場チームの作り方が異なります。
| 項目 | NPBガールズ | 高円宮賜杯 |
|---|---|---|
| 対象 | 小学生女子 | 小学生の学童軟式チーム |
| 代表の形 | 都道府県予選優勝チーム、または都道府県支部の選抜チーム | 都道府県支部の予選大会を優勝した所属チーム |
| 特徴 | 女子選手の全国大会 | 所属チームで全国を目指す代表的な学童軟式全国大会 |
学童軟式全体の主要全国大会をまとめて見たい場合は、学童軟式野球の大会一覧で整理しています。
娘が出場を目指すなら親が確認したい5項目
- 都道府県代表が単独チーム型か選抜型か
- 選抜型なら募集・推薦・選考方法
- 対象学年・登録資格
- 県内練習や大会までの活動日程
- 全国大会が決まった場合の遠征・宿泊予定
特に選抜型では、普段の所属チームとは別に練習や遠征が入ることがあります。大会参加だけでなく、代表チームの活動期間まで確認しておくと家庭の予定を立てやすくなります。
まとめ|NPBガールズは女子学童野球の全国舞台
- NPBガールズトーナメントは小学生女子の学童軟式全国大会
- JSBBとNPBが第1回から共同主催している
- 出場資格は都道府県予選優勝チーム、または都道府県支部で編成した選抜チーム
- 普段の所属チームとは別の女子選抜チームで出場する地域もある
- 2026年は8月21日〜27日に滋賀県で開催
- 2026年大会概要は49チーム予定、公開された参加チーム一覧は48チーム
- 2026年はオール大分ガールズが沖縄ガールズを5対1で破り初優勝
娘が学童軟式でプレーしている場合、「今のチームに女子が少ないから全国大会は関係ない」とは限りません。都道府県選抜というルートがある地域もあるため、まずは所属地域の女子代表チーム・軟式野球連盟の当年情報を確認してみましょう。

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