リトルリーグの全日本選手権とは?日本一からワールドシリーズまでを整理

リトルリーグの全日本選手権をイメージした少年野球U-12大会のアイキャッチ画像

全日本リトルリーグ野球選手権大会は、リトルリーグの日本チャンピオンを決める全国大会です。

正式名称は「文部科学大臣杯 JA共済トーナメント 全日本リトルリーグ野球選手権大会」。日本リトルリーグ野球協会が主催し、全国の各地域連盟・予選を勝ち上がったリーグが日本一を争います。

そして最大の特徴は、国内で優勝すると日本代表として米国のリトルリーグ・ベースボール・ワールドシリーズへ派遣されることです。

項目内容
大会名文部科学大臣杯 JA共済トーナメント 全日本リトルリーグ野球選手権大会
主催公益財団法人 日本リトルリーグ野球協会
対象協会事業概要では10〜12歳
地域全国12連盟
目的リトルリーグの日本チャンピオン決定
優勝後日本代表としてリトルリーグ・ベースボール・ワールドシリーズへ
2026年7月17〜19日・ナスパ・スタジアムほか
2026年優勝城東(東京)
目次

結論|リトルリーグの「日本一」と世界大会がつながる全国大会

全日本リトルリーグ野球選手権大会は、国内で完結する全国大会ではありません。

日本リトルリーグ野球協会の事業概要では、この国内大会で日本チャンピオンになったリーグを、毎年リトルリーグ国際本部が主催する世界大会へ日本代表として派遣するとしています。

つまり、リトルリーグで世界を目指す選手にとって、全日本選手権は国内の最重要ルートのひとつです。

対象は10〜12歳|学校学年だけで判断しない

日本リトルリーグ野球協会の事業概要では、全日本選手権を10〜12歳の少年少女を対象とする大会として説明しています。

ただし、リトルリーグは独自の「リトル年齢」を使います。

同じ小学5年生・6年生でも、生年月日や大会年度によって対象カテゴリーを確認する必要があります。学校学年だけで参加資格を判断しない方が安全です。

リトル・ボーイズ・ヤング・フレッシュ・ポニーの年齢区分は、小学生硬式野球は何歳から?で比較しています。

全国は12の地域連盟に分かれている

日本のリトルリーグは、北海道から九州まで12の地域連盟に分かれています。

2025年3月時点の協会公式情報では、北海道、東北、北関東、東関東、東京、神奈川、信越、東海、関西、中国、四国、九州の12連盟です。

全日本選手権は、この地域連盟ごとの大会・予選を経て全国大会へ進む仕組みです。

ただし、「どの連盟に何枠あるか」「何チームが全国大会へ出るか」は、当年の実施要項・大会ページを確認する必要があります。

注意|協会の事業概要は16リーグ、2025・2026実施ページは12リーグ

ここは、保護者が検索すると特に混乱しやすい部分です。

日本リトルリーグ野球協会の「事業概要」では、全国12連盟のブロック大会を勝ち上がった16リーグで日本チャンピオンを決めると説明されています。

一方、2025年の第59回大会と2026年の第60回大会の公式結果ページを見ると、いずれも4つの予選プール×3リーグ=12リーグで試合結果が掲載されています。

つまり、常設の事業説明と直近の実施形式に差があります。

本サイトでは、参加リーグ数や地域別の出場枠については「16で固定」とせず、当年の大会要項・実施ページを優先して確認します。

2026年は12リーグ・4プール方式で実施

2026年の第60回大会は、7月17〜19日にナスパ・スタジアムほかで開催されました。

公式結果ページでは、12リーグがA〜Dの4プールに3リーグずつ分かれて予選を行い、その後に準決勝・決勝が実施されています。

準決勝へ進んだのは、城東、静岡、埼玉武蔵、千葉の4リーグ。決勝では城東が千葉を延長8回タイブレークの末22対5で破りました。

城東は2年連続2度目の優勝となり、2026年8月のワールドシリーズへ日本代表として派遣されました。

全日本選手権と全国選抜大会は別大会

リトルリーグには「全国選抜リトルリーグ野球大会」もありますが、全日本選手権とは別大会です。

日本リトルリーグ野球協会は、全日本選手権と全国選抜大会を別の大会種別として掲載しています。

2026年も、全日本選手権は7月、全国選抜大会は8月に別々に開催されました。

「リトルリーグの全国大会=全部同じ大会」と考えず、全日本選手権・全国選抜・インターミディエットなどを分けて確認することが大切です。

インターミディエット全日本選手権とも別

リトルリーグには、11〜13歳を対象とするインターミディエット部門の全日本選手権もあります。

こちらは通常の全日本リトルリーグ野球選手権大会とは別カテゴリーです。

U-12の大会を探している場合、「全日本選手権」という言葉だけで判断せず、メジャー系の全日本選手権か、インターミディエット部門かを確認してください。

日本代表は選抜チームではなく、優勝した「リーグ」

侍ジャパンU-12のように、全国から個人を選考して代表チームを作る仕組みとは異なります。

リトルリーグの全日本選手権では、国内大会で優勝したリーグが、そのまま日本代表としてワールドシリーズへ進みます。

この「所属リーグで日本一になり、そのチーム単位で世界へ進む」という構造が、全日本選手権の大きな特徴です。

小学生硬式5団体の大会体系全体は、小学生硬式野球の大会一覧で整理しています。

過去には日本代表がワールドシリーズ優勝もしている

日本リトルリーグ野球協会の歴代記録では、2015年の東京北砂、2017年の東京北砂など、日本代表リーグがワールドシリーズで優勝した年があります。

2019年の調布、2018年の川口、2014年の東京北砂など、世界3位の記録も残っています。

国内日本一が、そのまま世界大会での挑戦につながる大会であることが分かります。

親が確認したい5項目

  1. 子どものリトル年齢
    学校学年だけで参加資格を判断しません。
  2. 所属リーグと地域連盟
    全国12連盟のどこに所属するか確認します。
  3. 当年の地域予選
    日程・方式・代表枠は地域連盟の公式情報を確認します。
  4. 当年の全国大会方式
    参加リーグ数・プール方式などは年度で変わる可能性があります。
  5. 優勝後の日程
    日本一になると8月のワールドシリーズ派遣につながります。

小学生硬式5団体の中での位置づけ

ボーイズリーグにも小学部の春・夏全国大会がありますが、リトルリーグの全日本選手権は、優勝後にワールドシリーズへ直結する点が特徴です。

リトル・ボーイズ・ヤング・フレッシュ・ポニーの違いは、小学生硬式野球5団体の違いで比較しています。

まとめ|リトル日本一が世界へつながる全国大会

  • 全日本リトルリーグ野球選手権大会はリトルリーグの日本チャンピオン決定大会
  • 協会事業概要では10〜12歳を対象としている
  • 日本は全国12の地域連盟に分かれている
  • 優勝リーグは日本代表としてワールドシリーズへ派遣される
  • 事業概要は16リーグ参加と説明する一方、2025・2026実施ページは12リーグの結果を掲載
  • 参加数・代表枠は当年大会ページを優先確認する
  • 2026年は城東が千葉を22対5で破り2連覇
  • 全国選抜大会、インターミディエット大会とは別大会

リトルリーグで全国・世界を目指すなら、まず「どの地域連盟・リーグに所属し、その年の全日本選手権予選がどう行われるか」を確認することが第一歩です。

参考にした公式情報

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