「ボーイズリーグ」と聞くと、中学生の硬式野球を思い浮かべる人も多いかもしれません。ただ、日本少年野球連盟には小学生の部もあり、中学生の部とは別のチーム区分として大会が行われています。
小学生年代で押さえたいのは、春の日本少年野球春季全国大会と、夏の日本少年野球選手権大会です。2026年はどちらも全国46支部で予選を行い、小学生の部は12チームが全国大会へ進む仕組みでした。
この記事では、ボーイズリーグ小学生の部の対象学年、全国大会までの流れ、春と夏の大会、2026年の実例を親向けに整理します。
| 確認項目 | ボーイズリーグ小学生の部 |
|---|---|
| 競技 | 硬式野球 |
| 連盟 | 公益財団法人 日本少年野球連盟 |
| チーム区分 | 小学生の部と中学生の部は別チーム扱い |
| 2026年全国大会の参加学年 | 小学4〜6年生 |
| 春の全国大会 | 日本少年野球春季全国大会 |
| 夏の全国大会 | 日本少年野球選手権大会 |
| 2026年の全国出場数 | 春12チーム/夏12チーム |
最初に結論|小学生のボーイズには春と夏の全国大会がある
日本少年野球連盟は、ボーイズリーグについて「毎年、春と夏に全国大会を開催」していると案内しています。小学生の部でも、春季全国大会と夏の選手権大会が実施されています。
2026年の大会要項では、春・夏ともに全国46支部で予選を行い、小学生の部は12チームが本大会へ出場しました。つまり、全国46支部がそのまま46代表になるわけではありません。各支部・ブロックで代表を決め、全国大会の出場枠へつながります。
小学生硬式の他団体も含めた全体像を先に知りたい場合は、小学生硬式野球の大会一覧から見ると位置づけをつかみやすくなります。
ボーイズリーグとは?小学生の部と中学生の部は別
ボーイズリーグの正式な運営団体は、公益財団法人日本少年野球連盟です。連盟は1970年にスタートし、小学生の部と中学生の部を運営しています。
加盟案内では、小学生の部と中学生の部はそれぞれ単独チームとして扱うとされています。小学生チームに所属して、そのまま同じ「部」のまま中学生大会へ進む仕組みではありません。
また、連盟の加盟案内では試合・大会に連盟公認硬式球を使用すると案内されています。軟式の学童野球とは大会体系も使用球も別です。
2026年の全国大会は小学4〜6年生が対象
2026年の春季全国大会と夏の選手権大会の要項では、小学生の部の参加資格について、4年生〜6年生までの選手を9名以上登録することが条件として示されています。
ここは「小学生の部=小学1年生から全国大会に出られる」と考えない方が安全です。チームへの加入条件と、全国大会の試合参加資格は分けて確認する必要があります。
小学生硬式5団体の年齢区分を横断して確認したい場合は、小学生硬式野球は何歳から?団体ごとの年齢区分で整理しています。
全国大会までの基本ルート|全国46支部の予選から12チームへ
2026年の春季全国大会・夏の選手権大会は、いずれも大会要項に「全国46支部で予選を行い、小学生の部12チームの出場チームを決める」と明記されています。
| 段階 | 親が見るポイント |
|---|---|
| 所属チーム | ボーイズリーグ小学生の部として登録されているか |
| 支部予選 | 春季全国・選手権のどちらにつながる予選か |
| 代表決定 | 所属支部・ブロックの代表枠と決定方法 |
| 全国大会 | 2026年は春・夏とも小学生12チーム |
支部予選は原則トーナメント方式ですが、2026年要項ではブロック長の了承を得てリーグ戦方式とすることも可能とされています。そのため、全国までの細かな勝ち上がり方は地域ごとに同じとは限りません。
「46支部あるなら46チームが全国へ行く」と単純化せず、所属支部の当年予選要項を見るのが確実です。
春の全国大会|日本少年野球春季全国大会
春の全国大会が、日本少年野球春季全国大会です。2026年は「スターゼンカップ 第56回日本少年野球春季全国大会」として開催されました。
| 大会 | スターゼンカップ 第56回日本少年野球春季全国大会 |
|---|---|
| 大会期間 | 2026年3月26日〜31日 |
| 小学生の部 | 12チーム |
| 本戦方式 | 予選リーグ+決勝トーナメント |
| 2026年優勝 | 東広島ボーイズ |
| 準優勝 | 勝呂ボーイズ |
小学生の部は3月29日に全日程を終え、東広島ボーイズが優勝、勝呂ボーイズが準優勝でした。全国大会そのものは中学生の部なども含むため3月31日までの日程ですが、小学生の部の進行は別に確認する必要があります。
春季全国大会の出場チームや予選の考え方を詳しく追う記事は、次のB-U12-30で分けて整理します。
夏の全国大会|日本少年野球選手権大会
夏の全国大会が、日本少年野球選手権大会です。2026年は「エイジェックカップ 第57回 日本少年野球選手権大会」として大阪を中心に開催されました。
| 大会 | エイジェックカップ 第57回 日本少年野球選手権大会 |
|---|---|
| 大会期間 | 2026年8月2日〜7日 |
| 小学生の部 | 12チーム |
| 本戦方式 | 予選リーグ+決勝トーナメント |
| 2026年優勝 | 岸和田阪和ボーイズ |
| 準優勝 | 大淀ボーイズ |
2026年の小学生の部は、岸和田阪和ボーイズが優勝、大淀ボーイズが準優勝。8月6日に小学生の部の表彰式が行われています。
夏の選手権については、次のB-U12-31で大会の出場ルートや2026年の結果を個別に整理する予定です。
春と夏はどちらも「全国大会」だが別大会
| 比較 | 春季全国大会 | 選手権大会 |
|---|---|---|
| 時期 | 春 | 夏 |
| 2026年 | 3月26日〜31日 | 8月2日〜7日 |
| 小学生出場数 | 12チーム | 12チーム |
| 代表決定 | 全国46支部で予選 | 全国46支部で予選 |
| 本戦 | 予選リーグ+決勝T | 予選リーグ+決勝T |
春と夏は、片方の大会を勝ち上がるともう片方へ進むという一本のトーナメントではありません。それぞれ別時期に行われる全国大会として考えます。
そのため、チームの年間予定を見るときは「全国大会」とだけ書かれているかではなく、春季全国の予選なのか、夏の選手権予選なのかまで確認すると迷いにくくなります。
地区大会・ブロック大会も多い|全部が全国予選とは限らない
ボーイズリーグでは全国大会以外にも、関東大会、中日本大会、関西大会、中四国大会、九州大会など、ブロック主管の大会が年間を通じて行われています。
ここで注意したいのは、地域名が付いた大会をすべて春・夏全国大会の予選と決めつけないことです。連盟の年間日程には全国大会とは別枠でブロック主管大会が掲載されています。
全国につながる予選か、独立した地区・ブロック大会かは、大会名ではなく当年要項で確認します。
リトルリーグとは大会体系も年齢の切り方も違う
小学生硬式では、ボーイズリーグのほかにリトルリーグ、ヤングリーグ、フレッシュリーグ、ポニーなどがあります。同じ硬式でも全国大会は共通ではありません。
特にリトルリーグは「リトル年齢」を使い、メジャーやインターミディエットなど独自の区分があります。一方、2026年のボーイズ全国大会は小学生の部を4〜6年生として設定しています。
5団体を横並びで見たい場合は、小学生硬式野球5団体の違いを先に確認すると、ボーイズの位置づけが分かりやすくなります。
親が入団・大会前に確認したい5つ
- 小学生の部として登録されたチームか:中学生の部とは別チーム扱いです。
- 子どもの学年が当年大会の参加資格に入るか:2026年の全国大会は4〜6年生でした。
- 春と夏のどちらの予選か:春季全国と選手権は別大会です。
- 所属支部の代表決定方法:予選方式や代表枠は当年要項で確認します。
- 地区大会と全国予選を分けて見る:地域大会すべてが全国へ直結するわけではありません。
まとめ|ボーイズ小学生は「春全国」と「夏選手権」を軸に見る
ボーイズリーグには小学生の部があり、中学生の部とは別のチーム区分として硬式野球を行います。2026年の全国大会では、小学生の部は4〜6年生が対象で、春季全国大会と夏の選手権大会はいずれも全国46支部の予選から12チームが出場しました。
親が大会体系を見るときは、所属支部→春または夏の予選→全国12チームという基本線を押さえつつ、地区大会・ブロック大会は別に確認するのが分かりやすい順番です。
次の記事では、まず春の日本少年野球春季全国大会・小学生の部を個別に整理します。

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