侍ジャパンU-12は、小学生年代の野球日本代表です。
侍ジャパンU-12になるには? 2026年は、①小学5・6年生、②JSBB登録の学童野球チーム所属、③50m走7.3秒以下・球速105km/h以上・遠投70m以上・特筆技能のいずれか1つ、という応募条件を満たして「デジタルチャレンジ」へ動画応募するのが入口でした。動画一次審査→二次選考合宿を経て15選手が代表に選ばれています。NPBジュニア経験や高円宮賜杯全国出場は必須条件ではありません。
2026年は「第12回 BFA U12アジア野球選手権」に出場する代表選手を、全国から動画で募集する全日本合同トライアウト「デジタルチャレンジ」で選考しました。
選考は、動画による一次審査のあと、集合型の二次選考合宿を実施。二次選考には33選手が参加し、その中から15選手が日本代表に選ばれました。
| 項目 | 2026年 |
|---|---|
| 代表 | 侍ジャパンU-12代表 |
| 出場大会 | 第12回 BFA U12アジア野球選手権 |
| 対象 | 2014〜2015年生まれの小学生(5・6年生) |
| 所属条件 | JSBB登録の学童野球チーム所属 |
| 一次選考 | 動画によるデジタルチャレンジ |
| 二次選考 | 集合型トライアウト・選考合宿 |
| 代表人数 | 15選手 |
| 2026年大会 | 8月9〜15日・中国(杭州市) |
結論|2026年は「動画応募→二次選考合宿→15人」で日本代表を決定
2026年の侍ジャパンU-12代表へのルートは、次の流れでした。
- 応募条件を満たした選手が動画でエントリー
- 動画による一次選考
- 一次通過者が集合型の二次選考合宿へ参加
- 実技・実戦・ミーティングなどを含めて総合的に選考
- 15選手を日本代表として選出
「県大会を勝ち上がれば日本代表になる」「NPBジュニアに選ばれれば自動的に日本代表になる」という仕組みではありません。
2026年の応募条件|5・6年生でJSBB登録チーム所属が必要
2026年の公式募集要項では、次の条件が示されました。
- 日本国籍を有する2014〜2015年生まれの小学生
- 小学5・6年生が対象
- 公益財団法人全日本軟式野球連盟(JSBB)に登録している学童野球チームに所属
- U-12代表にふさわしい優れた野球技術を持つ
- 短期間の代表活動でも力を発揮し、チームに貢献できる
つまり2026年の公募ルートは、学童軟式のJSBB登録チームに所属する選手を対象としていました。
硬式野球の団体に所属しているだけで、この2026年デジタルチャレンジへそのまま応募できる仕組みではありません。年度によって選考条件が変わる可能性があるため、毎年の公式要項確認が必要です。
応募には4つの「クリア条件」のうち1つ以上が必要
2026年は、通常の応募資格に加えて、次の4項目のうち1つ以上を満たす必要がありました。
| 項目 | 2026年の基準 |
|---|---|
| 50m走 | 7.3秒以下 |
| 球速 | 105km/h以上 |
| 遠投 | 70m以上 |
| 技能 | 投手・打撃・守備などで特筆すべき技能 |
ただし、この数値は2026年の侍ジャパンU-12募集条件です。将来も同じとは限らず、他の大会やNPBジュニアの共通基準でもありません。
一次選考は90秒以内のプレー動画
2026年の一次選考は、インターネットから動画を提出する「デジタルチャレンジ」でした。
応募動画は全体で90秒以内。ポジションに応じて、ピッチング、フィールディング、バッティング、捕手の二塁送球、自己PRなどを撮影します。
公式ページでは、投球や打球が分かるよう横向きで撮影すること、距離が近すぎたり遠すぎたりしないことなど、撮影方法まで具体的に示されています。
2026年の募集は5月1日〜31日
| 時期 | 2026年の流れ |
|---|---|
| 5月1日〜31日 | 動画応募・一次選考 |
| 6月 | 二次選考会・選考合宿 |
| 6月下旬 | 代表選手決定 |
| 7月 | 強化合宿 |
| 8月4〜6日 | 派遣直前合宿予定 |
| 8月9〜15日 | BFA U12アジア野球選手権 |
代表大会は夏ですが、選考は5月から始まります。日本代表を目指す場合、大会直前ではなく春から公式情報を追う必要があります。
二次選考には33人が参加|技術だけでなく状況判断や声かけも確認
2026年の二次選考合宿には、一次選考を通過した33選手が参加しました。
選考では、投球・打撃・守備や紅白戦だけでなく、ミーティングやグループワークも実施されています。
侍ジャパン公式のレポートでは、桑田真澄監督が実戦での状況判断や声かけにも注目していたことが紹介されています。
最終的には、練習や紅白戦の映像も繰り返し確認し、33人から15人へ絞り込みました。
「足が速い・球が速い」だけで決まるわけではない
応募時には50m走・球速・遠投などのクリア条件がありますが、最終選考は数値だけではありません。
2026年の選考合宿では、実戦でのプレー、状況判断、声かけ、チーム活動への姿勢なども確認されました。
短期間で結成される日本代表だからこそ、個人能力だけでなく、初対面の選手とチームを作れるかという視点も重要になります。
NPBジュニアに選ばれていないと応募できない?
2026年の侍ジャパンU-12募集要項に、NPBジュニア在籍を必須とする条件はありません。
必要なのは、2026年の場合はJSBB登録の学童チーム所属など、侍ジャパン側が定めた応募条件を満たすことです。
したがって、NPBジュニアは侍ジャパンU-12への必須経由ルートではありません。
NPBジュニア自体の選考については、NPBジュニアに選ばれるには?で16チームの違いを整理しています。
高円宮賜杯で全国へ行くことも必須ではない
高円宮賜杯は所属チームで日本一を目指す全国大会ですが、2026年の侍ジャパンU-12選考は別ルートです。
高円宮賜杯の全国大会出場歴が、侍ジャパンU-12応募の必須条件として公式要項に設定されているわけではありません。
ただし、全国レベルの大会経験や高いプレー能力が、選考の中で強みになることは考えられます。ここは「出場資格」と「選手としての評価」を分けて理解する必要があります。
高円宮賜杯については、高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会とは?で整理しています。
2026年はBFA U12アジア選手権で全勝優勝
選ばれた15選手は、中国・杭州市で開催された第12回 BFA U12アジア野球選手権に出場しました。
日本はオープニングラウンドから全勝で勝ち上がり、決勝ではチャイニーズ・タイペイに3対0で勝利。2016年以来3大会ぶり2回目の優勝を果たしました。
2026年大会では、石井裕翔選手がMVP、伊藤龍成選手が最多本塁打、中村太陽選手が最優秀守備選手を受賞しています。
侍ジャパンU-12は毎年同じ大会に出るとは限らない
U-12代表の国際大会には、BFA U12アジア選手権やWBSC U-12野球ワールドカップがあります。
そのため、「毎年8月にアジア選手権がある」「毎年同じ選考条件」と固定して考えるのは避けた方が安全です。
対象大会、開催地、募集方法、応募条件、代表人数は、その年の侍ジャパン公式情報で確認してください。
親が春から確認したい6項目
- その年にU-12代表活動があるか
- 対象となる国際大会
- 生年月日・学年条件
- 所属団体・チーム登録条件
- 動画応募のクリア条件と締切
- 二次選考・合宿・海外派遣日程
2026年は5月1日から応募が始まりました。翌年も同じとは限りませんが、春先から侍ジャパンU-12公式ページを確認しておくと募集を見逃しにくくなります。
学童軟式の大会と日本代表ルートは別に考える
学童軟式では、高円宮賜杯、NPBガールズ、NPBジュニアなどさまざまな全国規模大会があります。
一方、侍ジャパンU-12は「所属チームの全国大会」ではなく、個人が日本代表選考を受けて国際大会へ出場するルートです。
主要大会との違いをまとめて見たい場合は、学童軟式野球の大会一覧を確認してください。
まとめ|2026年は動画一次→33人の二次選考→15人の日本代表
- 侍ジャパンU-12は小学生年代の野球日本代表
- 2026年は小学5・6年生が対象
- JSBB登録の学童野球チーム所属が応募条件
- 50m走7.3秒以下、球速105km/h以上、遠投70m以上、特筆技能のいずれか1つ以上が必要
- 一次選考は90秒以内の動画応募
- 二次選考合宿に33選手が参加し15選手を選出
- NPBジュニア選出や高円宮賜杯全国出場は必須条件ではない
- 2026年はBFA U12アジア野球選手権で全勝優勝
日本代表を目指す場合は、「大きな大会で勝つこと」だけを見るのではなく、侍ジャパンがその年に発表する応募条件と選考スケジュールを早めに確認することが第一歩です。

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