リトルリーグ・ワールドシリーズ(Little League Baseball World Series)は、世界各地域を勝ち上がったリトルリーグ代表が、アメリカ・ペンシルベニア州ウィリアムズポートで世界一を争う大会です。
日本からは、全日本リトルリーグ野球選手権大会を勝ち抜いたリーグが「Japan Region」の代表として出場します。
2026年は東京の城東リトルリーグが日本代表として出場。国際決勝まで進み、最後は3位決定戦でGreat Lakes Regionに3対2で勝利しました。
| 項目 | 2026年 |
|---|---|
| 大会名 | Little League Baseball World Series |
| 開催地 | 米国ペンシルベニア州ウィリアムズポート |
| 開催日 | 8月19〜30日 |
| 出場 | 20チーム |
| 内訳 | 米国10地域+国際10地域 |
| 日本代表 | 城東リトルリーグ(東京) |
| 日本成績 | 6勝2敗、国際決勝進出、3位決定戦勝利 |
| 2026年優勝 | キュラソー地域代表 |
結論|日本一になったリーグが、そのまま日本代表として世界大会へ進む
侍ジャパンU-12のように、全国から選手を集めた選抜チームを作る大会ではありません。
リトルリーグ・ワールドシリーズでは、地域・国内大会を勝ち上がったリーグそのものが代表として世界大会へ進みます。
日本では、全日本リトルリーグ野球選手権大会で日本一になったリーグがJapan Region代表となり、ウィリアムズポートを目指します。
日本大会から世界大会までの勝ち上がり方は、リトルリーグで日本一になるには?で詳しく整理しています。
2026年は20チーム|米国10地域+国際10地域
2026年のLittle League Baseball World Seriesには20チームが出場しました。
内訳は、米国側10地域と国際側10地域です。
| 区分 | 2026年の地域 |
|---|---|
| 米国側 | Great Lakes、Metro、Mid-Atlantic、Midwest、Mountain、New England、Northwest、Southeast、Southwest、West |
| 国際側 | Asia-Pacific、Australia、Canada、Caribbean、Curaçao、Europe & Africa、Japan、Latin America、Mexico、Panama |
日本は「Asia-Pacific」にまとめられるのではなく、2026年も独立した「Japan Region」として出場しています。
日本は2007年から直接出場枠を持つ
Little League公式によると、日本は2007年からワールドシリーズへの直接出場枠を持っています。
2026年の城東リトルリーグ出場で、日本のワールドシリーズ出場は通算35回目となりました。
また、日本は2026年大会前の時点で11回の世界一を経験しており、国際側でも実績の大きい地域です。
大会は米国側と国際側に分かれて進む
ワールドシリーズは、米国側と国際側の2つのブラケットに分かれて進みます。
まずそれぞれのブラケットで勝ち上がり、米国チャンピオンと国際チャンピオンを決定。その2チームが最終のワールドチャンピオンシップで世界一を争います。
2026年は国際側をキュラソー、米国側をMountain Region(ネバダ)が勝ち抜き、決勝でキュラソーが11対2で勝利しました。
「1回負けたら終わり」ではない
Little League Baseball World Seriesは、序盤から完全な1発勝負のトーナメントではありません。
大会は修正ダブルエリミネーション方式を採用しており、序盤で1敗しても敗者側から勝ち上がる道があります。
2026年の日本代表・城東も、初戦でキュラソーに0対6で敗れましたが、その後に5連勝して国際決勝まで進みました。
2026年の日本代表は城東リトルリーグ
2026年のJapan Region代表は、東京の城東リトルリーグでした。
日本国内のJapan Region Tournamentでは4勝0敗。決勝で千葉リトルリーグを破り、2年連続でウィリアムズポートへの出場権を獲得しました。
城東は2025年が初出場で、2026年が2回目のワールドシリーズ出場です。
城東の2026年ワールドシリーズ全試合
| 日付 | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|
| 8月21日 | キュラソー | 0-6 敗戦 |
| 8月22日 | Caribbean | 10-1 勝利 |
| 8月24日 | Europe & Africa | 3-2 勝利 |
| 8月25日 | Mexico | 3-1 勝利 |
| 8月26日 | Canada | 7-3 勝利 |
| 8月27日 | Latin America | 4-1 勝利 |
| 8月29日 | キュラソー(国際決勝) | 0-4 敗戦 |
| 8月30日 | Great Lakes(3位決定戦) | 3-2 勝利 |
最終成績は6勝2敗でした。
2敗はいずれも最終的に世界一となったキュラソー戦です。
2026年はキュラソーが世界一
2026年のワールドチャンピオンシップは、キュラソー地域代表とMountain Region代表の対戦になりました。
キュラソーが11対2で勝利し、2026年のLittle League Baseball World Series王者となりました。
全日本選手権とワールドシリーズは別大会
日本の保護者が混同しやすいのが、全日本リトルリーグ野球選手権大会とLittle League Baseball World Seriesの関係です。
| 大会 | 役割 |
|---|---|
| 全日本リトルリーグ野球選手権大会 | 日本代表リーグを決める国内大会 |
| Little League Baseball World Series | Japan Regionを含む世界20地域の代表が世界一を争う大会 |
全日本選手権自体の仕組みは、リトルリーグの全日本選手権とは?で整理しています。
侍ジャパンU-12との違い|選抜チームではない
侍ジャパンU-12は、全国から選手を選考して日本代表を編成する仕組みです。
一方、リトルリーグ・ワールドシリーズのJapan Region代表は、全日本選手権を勝ち上がったリーグがそのまま出場します。
「日本代表」という言葉は同じでも、代表チームの作り方がまったく違います。
何歳が対象?
日本リトルリーグ野球協会では、全日本選手権を10〜12歳の大会として位置づけています。
ただし、リトルリーグでは学校学年ではなく「リトル年齢」を使うため、参加資格は当年の年齢表・大会規定で確認する必要があります。
年齢区分の違いは、小学生硬式野球は何歳から?で5団体を比較しています。
親がワールドシリーズを理解するときの5ポイント
- 日本代表は選抜チームではない
全日本選手権を勝ったリーグがJapan Region代表になります。 - 日本は独立したRegion枠
Asia-Pacificとは別枠です。 - 20チーム制
2026年は米国10・国際10でした。 - 1敗しても終わりとは限らない
修正ダブルエリミネーション方式です。 - 年度ごとの日程・出場地域は公式確認
大会形式や日程は更新される可能性があります。
小学生硬式5団体の中での位置づけ
小学生硬式には、リトルのほか、ボーイズ、ヤング、フレッシュ、ポニーがあります。
その中でもリトルは、国内選手権の先に「リーグ単位で世界大会へつながる」ことが大きな特徴です。
5団体全体の違いは、小学生硬式野球5団体の違いで比較しています。
まとめ|全日本選手権の先にある「世界一」を決める大会
- リトルリーグ・ワールドシリーズはウィリアムズポートで行われる世界大会
- 2026年は20チーム、米国10地域・国際10地域が出場
- 日本は2007年からJapan Regionとして直接出場枠を持つ
- 日本代表は選抜ではなく、全日本選手権を勝ったリーグ
- 2026年は城東リトルリーグが出場し6勝2敗
- 城東は国際決勝でキュラソーに敗れ、3位決定戦には勝利
- 2026年世界一はキュラソー
リトルリーグで日本一を目指すことは、そのまま世界大会への入口でもあります。子どもの所属リーグがどの地域予選を勝ち上がれば日本大会へ進めるかまで見ると、ワールドシリーズへの道がつながって見えてきます。

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