リトルリーグの「メジャー」と「インターミディエット」は、対象年齢が一部重なります。
結論からいうと、通常の活動区分ではメジャーはリトル年齢9〜12歳、インターミディエットは11〜13歳です。つまり、11歳と12歳は両方の年齢帯に入ります。
ただし、日本の全日本選手権ではメジャー系の大会を10〜12歳、インターミディエット全日本選手権を11〜13歳としているため、「何歳ならどの大会に出られるか」は通常シーズンと大会を分けて確認する必要があります。
| 区分 | 通常の年齢帯 | 日本の主な全日本大会 | U-12との関係 |
|---|---|---|---|
| メジャー | リトル年齢9〜12歳 | 全日本選手権は10〜12歳 | U-12の中心 |
| インターミディエット | リトル年齢11〜13歳 | 全日本選手権は11〜13歳 | 11・12歳は重なるが13歳も含む |
| ジュニア | リトル年齢12〜14歳 | 別部門 | U-12より上の年代も含む |
結論|11・12歳はメジャーとインターミディエットが重なる
保護者が最初に押さえたいのは、リトルリーグの年齢区分が「1歳ごとに完全に分かれているわけではない」ことです。
日本リトルリーグ野球協会のFAQでは、野球の主な活動年齢を、ティーボール4〜8歳頃、マイナー7〜11歳、メジャー9〜12歳、インターミディエット11〜13歳、ジュニア12〜14歳と案内しています。
このため、リトル年齢11歳と12歳はメジャーとインターミディエットの両方に重なる年齢です。
「小6だから必ずメジャー」「中1だから必ずインターミディエット」と学校学年だけで決めるのではなく、まず当年のリトル年齢を確認するのが基本です。
リトル年齢は学校学年ではなく8月31日基準
Little League Internationalは、野球のリトル年齢をその年の8月31日時点の実年齢で決めると案内しています。
つまり、同じ小学6年生でも誕生日によってリトル年齢が異なる場合があります。
学校学年だけで「今年はメジャー」「来年からインターミディエット」と判断すると、実際の登録区分や大会資格とずれる可能性があります。
小学生硬式5団体の年齢区分をまとめて確認したい場合は、小学生硬式野球は何歳から?団体ごとの年齢区分も参考にしてください。
メジャーは通常9〜12歳|ただし全日本選手権は10〜12歳
Little League Internationalの通常シーズンの区分では、メジャーはリトル年齢9〜12歳が対象です。
一方、日本リトルリーグ野球協会の事業概要では、全日本リトルリーグ野球選手権大会を10〜12歳の少年少女を対象とする大会として説明しています。
ここは混同しやすいポイントです。
- 通常のメジャー部門:リトル年齢9〜12歳
- 日本の全日本選手権:10〜12歳
つまり、「メジャーは何歳?」と「全日本選手権に出るのは何歳?」は同じ質問ではありません。
全日本選手権の大会概要や日本一までの流れは、全日本リトルリーグ野球選手権とは?で整理しています。
インターミディエットは11〜13歳|U-12だけの部門ではない
インターミディエット(50/70)は、リトル年齢11〜13歳の部門です。
日本リトルリーグ野球協会の事業概要でも、インターミディエット部門全日本選手権大会は11〜13歳選手を対象としています。
したがって、11歳・12歳はU-12年代と重なりますが、13歳も参加するため、インターミディエット全体を「U-12大会」と呼ぶのは正確ではありません。
当サイトでも、小学生硬式のU-12大会を整理する際はインターミディエットを補足対象とし、メジャー系の全日本選手権とは分けて扱います。
小6はメジャー?インターミディエット?学校学年だけでは決まらない
小学6年生の保護者が特に迷いやすいのが、「メジャーとインターミディエットのどちらになるのか」です。
判断するときは、次の順で確認すると整理しやすくなります。
- 当年のリトル年齢
まず8月31日基準のリトル年齢を確認します。 - 所属リーグが設けている部門
すべての地域・リーグが同じ編成とは限りません。 - 通常シーズンの登録
11・12歳はメジャーとインターミディエットの年齢帯が重なります。 - 出場したい大会の資格
全日本選手権などは通常の活動年齢と対象が異なる場合があります。 - 当年の大会要項
最終判断は所属リーグ・連盟と当年の公式要項で確認します。
Little League Internationalは、通常シーズンではメジャーとインターミディエットの両方に登録できる場合がある一方、トーナメントシーズンでは年齢に合う1つの部門を選んで参加すると説明しています。
「50/70」は何?メジャーより一回り大きいフィールド
インターミディエットは「Intermediate 50/70」と表記されます。
50/70は、投手板から本塁までが50フィート、塁間が70フィートであることを示します。
| 項目 | メジャー | インターミディエット |
|---|---|---|
| 主な年齢 | 9〜12歳 | 11〜13歳 |
| 投球距離 | 46フィート | 50フィート |
| 塁間 | 60フィート | 70フィート |
| 位置づけ | リトルリーグの中心的な少年年代 | 通常のリトルサイズから大人に近い野球への移行段階 |
| 走塁ルールの例 | 離塁に制限あり | リード、けん制、より自由な盗塁などを採用 |
Little League Internationalは、インターミディエットを46フィート・60フィートのメジャー用フィールドと、60フィート6インチ・90フィートの一般的な野球場の中間に位置する移行部門として説明しています。
年齢が1〜2歳上がるだけでなく、フィールドサイズや走塁の考え方も変わるため、「メジャーの延長」ではなく次の段階への橋渡しとして見ると分かりやすいです。
全日本大会も別|2026年はインターミディエット日本一を茨城が獲得
メジャー系の全日本リトルリーグ野球選手権大会と、インターミディエット全日本選手権大会は別大会です。
2026年の「JA共済杯第14回インターミディエット全日本リトルリーグ野球選手権大会」は5月8〜10日に茨城県の牛久運動公園野球場などで行われ、茨城が決勝で埼玉武蔵を延長タイブレークの末4対3で破り、初優勝しました。
一方、メジャー系の第60回全日本選手権は7月に行われています。
同じ「リトルリーグの全日本」でも、対象年齢と大会体系が異なるため、大会名に「インターミディエット」と付いているかを確認してください。
世界へのルートも違う|メジャーは日本代表枠、インターミディエットはアジア太平洋予選
世界大会への進み方も、メジャー系とインターミディエットでは異なります。
メジャー系では、全日本選手権の優勝リーグがJapan Region代表としてリトルリーグ・ベースボール・ワールドシリーズへ進みます。
一方、日本リトルリーグ野球協会の事業概要では、インターミディエット日本一のリーグはアジア太平洋選手権へ日本代表として進み、そこで優勝するとインターミディエット(50/70)ワールドシリーズの出場権を得る仕組みです。
2026年は日本代表の茨城がアジア太平洋大会に出場して2勝3敗。アジア太平洋代表は韓国のWest Seoul A LLとなり、その後のワールドシリーズで優勝しました。
メジャーの世界大会については、リトルリーグ・ワールドシリーズとは?で2026年の日本代表と大会方式を詳しくまとめています。
メジャーとインターミディエットを比べるときの注意点
年齢表だけを見ると「11・12歳は好きな方を自由に選べる」と感じるかもしれませんが、実際はそう単純ではありません。
- 地域や所属リーグによって設置している部門が異なる
- 通常シーズンと大会の対象年齢が同じとは限らない
- メジャーは地域リーグ側で9〜12歳の範囲内から対象を狭める場合がある
- インターミディエットも11〜13歳の範囲内でローカルの年齢設定が異なる場合がある
- トーナメント参加時は当年の資格・登録条件を確認する必要がある
そのため、入団前や進級時は「団体の一般的な年齢表」だけでなく、実際に検討しているリーグへ確認するのが確実です。
親が確認したい5項目
- 今年のリトル年齢
8月31日基準で確認します。 - 所属リーグのメジャー対象年齢
国際本部の9〜12歳より対象を狭めている場合があります。 - インターミディエット部門の有無
地域・リーグによって活動状況を確認します。 - 目標にする大会の対象年齢
全日本選手権はメジャー系10〜12歳、インターミディエット11〜13歳です。 - 次の年代へのつながり
中学年代までリトルリーグを続けるなら、ジュニア12〜14歳なども確認します。
小学生硬式全体の中では「年齢の重なり」がリトルの特徴
ボーイズ、ヤング、フレッシュなどは「小学部」という学校学年ベースの見え方が強い一方、リトルリーグはリトル年齢と複数の部門が重なっているため、保護者には少し分かりにくい体系です。
ただし、メジャーからインターミディエット、ジュニアへとフィールドサイズやルールを段階的に変えていく仕組みは、成長に合わせて野球を続けるための特徴でもあります。
リトル・ボーイズ・ヤング・フレッシュ・ポニーの大会体系をまとめて比べたい場合は、小学生硬式野球の大会一覧をご覧ください。
まとめ|メジャー9〜12歳、インターミディエット11〜13歳が基本
- リトルリーグの年齢は学校学年ではなく「リトル年齢」で確認する
- 野球のリトル年齢はその年の8月31日時点の実年齢が基準
- 通常のメジャー部門は9〜12歳
- 日本の全日本選手権は10〜12歳が対象
- インターミディエットは11〜13歳
- 11・12歳はメジャーとインターミディエットの年齢帯が重なる
- インターミディエットは13歳も含むため、U-12だけの部門ではない
- 50/70は50フィートの投球距離、70フィートの塁間を意味する
- 通常シーズンの登録とトーナメント出場資格は分けて確認する
子どもが11〜12歳の境界にいる場合は、「何年生か」だけで決めず、当年のリトル年齢、所属リーグの編成、出場したい大会の要項まで確認してください。

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